02.05
海をきれいにする試み
こんにちは。西郷宗範です。
先日、神奈川県海水浴場組合連合会の総会に出席した際にブルーフラッグとビーチマネーについての説明をお聞きした。
海をきれいにする活動というのは、横須賀でもこれまでいろいろ行われてきています。
SAVE THE BEACHなどで行われているクリーンピックのような遊び感覚でのゴミ拾いもあるし、NPO法人横須賀港湾防災支援会などが行っている海上清掃活動などもあります。
今回お聞きしたブルーフラッグとビーチマネーというのも新たな取り組みとしては面白いものです。
まずはブルーフラッグ…
これは1985年にフランスで誕生し、世界50ヵ国約4,000箇所で取得されているビーチやマリーナを対象とした環境認証です。
水質、環境教育と情報、環境管理、安全そして、その他のサービスに関する厳しい基準をクリアしなければなりません。
いわばビーチの環境ISO…
残念ながらまだ日本では知名度も低いこともあり、認証を取得しているビーチはないそうですが、鎌倉の由比ガ浜が今年取得を目指しているそうです。
バリアフリー化なども基準の中に入っているため、この基準をクリアすると当然、障害などで海を敬遠してきた方もビーチで楽しんでもらえるわけです。
横須賀でもこういう取り組みに挑戦していかないといけないかもしれませんね。
ちなみに、これは海水浴場の設置者が申請を行わなければならないので市長が申請者となるそうです。
つづいてビーチマネー…
これは2006年から「海をきれいにしよう!」という合言葉のもと、湘南エリアで始まった活動だそうです。
よく浜辺で見かけるガラスの破片…
角が丸まったものはまるできれいな宝石のよう…
それを集めて参加店舗に持っていくと割引が受けられたりするというものだそうです。
いわゆる地域通貨として湘南あたりではかなりの店舗が参加しているそうです。
このビーチマネーによるビーチクリーン活動を促す役割を担ったのが野外で環境教育に取り組む任意団体「エコサーファー」…
なんと、この代表の堀さんは横須賀出身…
ぜひ横須賀でもこの活動を広げて欲しいですね。
それぞれの詳細はホームページ等でご確認ください。