こんばんは。西郷宗範です。

明日から第94回全国高校サッカー選手権大会が始まります。

ニュースなどでも流れていたのでご存知の方も多いと思いますが、今大会の岡山県予選決勝戦で世界が賞賛するゴールが生まれました。

作陽高校と玉野光南高校との試合は、前半9分に作陽が先制点を決めて以降、お互いの固い守備に阻まれなかなかシュートまで持っていけませんでした。

試合が動くのは後半のアディショナルタイム…

40分の試合にプラスされたのは3分…

右サイドからのロングスローをが跳ね返ったところをDFがセンタリング…

これをFW片山選手がダイレクトボレーで決めます。

これで1対1の同点…

このシュートも凄いのですが、さらに凄いのは決勝弾…

延長もお互いに点が入らず2年前の1対1からのPK戦で玉野光南が勝利した試合が頭をよぎります。

しかし、延長後半アディショナルタイムの13分（10分+3分）…

このプレーが最後になるであろうという状況にGK栗尾選手のロングキックを片山選手、新地選手と頭でつなぎFW土居選手が胸でトラップ…

このトラップしたボールを土居選手は右足のコントロールで相手DFをかわしつつ、倒れ込みながらのボレーシュート…

これが決まって玉野光南高校が岡山県予選を優勝します。

この間、一度もボールは地面に接していません。

試合の様子はユーチューブなどにも多数ありますので探して見ることができます。

ニュースではこのゴールを偶然の産物ではなく必然であったと紹介していました。

確かに練習でも同様のケースを想定した練習をしているようです。

さて、ここで紹介したいのが決勝ゴールを決めた土居選手のツイッタープロフィールに書いてあった言葉…

『夢は逃げない。逃げるのはいつも自分だ。』

この言葉は高橋歩氏のぶっちゃけ語録に掲載されている言葉ではないかと思われます。

夢を追いかける子どもたちに伝えたい言葉だなと感じました。

実際、土居選手は最後まで逃げずに試合を戦い、そしてゴールを決め、予選大会優勝という一つの夢を勝ち取ったのです。

おそらくスーパーゴールのため今大会も注目されるかもしれませんが、夢に向かって頑張ってもらいたいですね。

玉野光南高校の試合は1月2日12時5分キックオフ…

ちなみに神奈川県代表は桐光学園高校で、やはり試合は1月2日12時5分キックオフです。

西郷宗範

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